裁判官の現状と将来 トップクラスの年収、裁判員制度など法曹界の改革

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一人当たりの負担がかなり大きい裁判官の仕事

裁判官の数というのはある程度決められていて、なりたい人がなれるというわけではありません。また、司法の質を一定上に保つために、裁判官の数を簡単に増やすという変更はできません。一方で訴訟の数は年々増加する傾向にあって、毎日何件もの訴訟を扱わないといけない事態となっています。それだけ、裁判官一人当たりにかかる負担が大きくなっているのです。実際に、残業をせずに済む日というのはそう多くありませんし、家に持ち帰って仕事をするというのも普通です。裁判所で読み切れなかった資料を家で読んだり、判決を考えたりすることが多く、勤務時間にカウントされていなくても労働している時間が多いのです。

このように、裁判官はかなりのハードワークですが、やりがいがあり大きな責任をゆだねられているため、強い精神力を保ちながら仕事を続けている人が多いのです。社会的な責任が重い仕事ですので、それだけ自分の仕事に誇りを持てると感じているのです。また、仕事は大変ですが、待遇はかなり恵まれていて公務員の中ではトップクラスの年収が与えられます。転勤が多いという事情もありますが、住宅などの生活環境もしっかりと整備されていますので安定した生活を送ることができます。裁判官の権限は非常に強く、法律で保護されています。また、個々の裁判官が自由に裁量できる範囲も広く、自分のペースで仕事ができるというのも、一つの特徴でしょう。

法曹界の改革が進んでいく

裁判官の仕事は、国の秩序を守るために非常に重要な役割を果たすため、コロコロと裁判官の立場や業務の進め方を変えるというわけにはいきません。しかし、より国民の心情に見合った裁判ができるようにと、法曹界においては様々な改革が進行しています。その一つの大きな動きが、平成21年になされた裁判員制度です。一般市民が重大な刑事事件に参加して、裁判員として判決を出すという制度です。これにより、かなり裁判の進行が分かりやすくなり、一般市民でも理解やすくなっています。

こうした動きは裁判官の負担をある程度和らげると共に、より国民に開かれた存在となるという効果を生み出しています。これからも裁判官の重要性は変わることはありませんが、より時代の流れに沿った裁判の進め方がなされるという意味で変革を遂げていくことでしょう。市民との交流が増えてきていますので、一般市民の感覚を肌で感じられるというのも、これからさらに改善されていく点となります。

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